オペラ座の怪人 4/23 昼公演 [観劇]
↑ハービスエント 5階(だったと思う)
エスカレーター前の垂れ幕
約1年ぶりの「オペラ座の怪人」です!
ラウル役は加藤(迪)さんですよ! 加藤さんが大阪でも観られましたよ! いえ~い!
今回の席は下手側前方の席とはわかっていたんですが、あんなに前だったとは。
↓座席から撮った舞台
右側の白い塊が、シャンデリアですね。
というわけで、今回の観劇は役者さんの細かい表情表現や衣装、遠景からでは見にくいもの注目しましたよ。
(遠景でオペラグラスでずっと見続けるので、大変ですよね)
毎回思ってたんですが、カルロッタってキュートですよね。表情が豊かで。
憎めないキャラだなあといつも思います。
今回細かい表情が観られたので、ますますそう思いました。
あ、2幕最初の「マスカレード」のシーンの、カルロッタの衣装、めっちゃ可愛いんですよ。
蝙蝠のマスクとクモの巣をイメージしたドレス。
クリノリン? パニエ? っていうのかしら、鳥かごみたいなスカートで。
今頃それ? って思われそうなんですけど、あんまり注目してなかったというか、どこに誰がいるのかよくわかってなかったので、今回近くで観られて「ハロウィンで着られるデザインだな!かわいい!」と思いました。
怪人役の岩城雄太さんは、以前「キャッツ」のスキンブルシャンクスをやられていたと思うんですけど。何度か観てるはず。
岩城さんの怪人は、感情や行動の振れ幅が大きいように思います。
いい意味で子供っぽい感じがするというか。なんかところどころに純粋な子供のわがままのようなものが見えるというか。
これも舞台近くで観られたから、より細かい感情の表現を見られたからだと思います。
やっぱり最後は泣けました。ラスト、じわっと来るよね・・・。
クリスティーヌの海沼千明さんは、初見の方かな。
細いのに声量があって、地下に初めて行ったときの高音の歌は、全身で歌っている感じがしました。
この時にセンターの席で真正面から席で観たかった、というか聴きたかったな、と思いました。
そして加藤さんですよ!
とっても凛々しい自信にあふれた子爵様でした。
というか、そこまで表情が見える席で見たことが無かったので、ラウルってこんなに自信満々だったんだ、と思いました。
歌もたくさん聞けたと思います。ソロっていうほどのソロはないけど、スピーカーで他の方の歌声と混じる前の声が聞こえてきたので、堪能できました。
怪人との対決シーンで、乱れた髪もかっこいいし、怪人とクリスティーヌがキスしてるのを見ないように顔を背けているのもいいし、子爵様かっこえぇ。
あ、最初のオークションのシーン、車いすに座っているとき、ずっと口が半開きなんですよね。
老人の呼吸の浅さがわかって、この後の自信満々の子爵様との対比に、なにか感慨深いものがありました。時の流れを感じるというか。そうなってもクリスティーヌのことを思っている感じというか。
今後も加藤さんには大阪で舞台に立っていただきたい!
一番の希望は「パリのアメリカ人」のアンリですけどね・・・。
役名に「ムッシュー」とつく方々なんですが、どの人が誰かいまいちわかってなくて、今回ムッシュー・フィルマンがようやくわかりました。
だって、声が渋かったんだもん。平良交一さんでした。いい声です。声優としても聞いてみたい気がします。
「オペラ座の怪人」は、今まで回数的にはあんまり見てなかったので、新しい発見がたくさんあって楽しかったです。感動したし。
私も「オペラ座の怪人」の良さが理解できるようになった。うんうん。
次は1階センターブロックの席で観たいですねぇ。
次の観劇予定は、5月後半に東京で「バケモノの子」と「アナと雪の女王」です。
どちらも初見なので、楽しみ!
つ~か、公演中止になりませんように!
さ、次の「オペラ座の怪人」はいつ観に行けるかなぁ。
観劇の記録として、こういうこともあったな、くらいのこと。
1幕、クリスティーヌが怪人に初めて地下に連れていかれるシーン。
スモークがモワ~っと舞台を流れてきて、(うん? なんか登場がちょっと遅いな)と思ったんですよ。
出てきたと思ったら、「あれ、このシーン、ボートで出てくるんじゃなかったっけ?」
私の記憶違いかと思ったんですが、でもやっぱり舞台が進んでいくにつれて、やっぱり船で出てくるシーンだったと思いました。
怪人の仮面の下の顔を見てクリスティーヌが気絶した後、ボートでクッションにもたれて眠っているはずのシーンなのに、舞台にそのまま寝てたので、「あ、やっぱりボートで出てくるはずだったのね」と思いました。
何かトラブルがあったんですかね。2幕ではちゃんとボート動いてました。
ということは、あれはある意味アドリブってことよね。
それに気づかせない自然な演技をすぐにできるって、俳優さんてすごいですねぇ。
あと、下手前方席だったので、上手側の舞台袖が見えました。
舞台全体が暗いときに、舞台袖の幕の内側のライトが見えました。
舞台袖の内側も暗いので懐中電灯(?)を使っているのが見えたんですよね。
人影が動いているのがなんとなくわかって。
あんな暗い中を移動してるのが、大変だなぁと思いました。
あと上手上方舞台袖の内側なんですが、なんかの電子機器のランプが明滅してるが見えました。
これがちょっと気になったかな。
まあ私があえてそっちを見たから見えただけで、気になるなら見なければいいだけのことで。
めったに見られないから、見ちゃっただけのことです。
俳優さんの表情も見られたし、舞台裏もちょこっと垣間見れたし、楽しい観劇でした。
コメント 0