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バケモノの子 5/28 昼公演 [観劇]

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↑舞台写真

1/22に観劇予定だったのが公演中止になった分の東京遠征です!

「バケモノの子」の抽選に申し込んで当たった席なので、下手側の前方の席でした。

アニメを舞台化、しかも人間じゃないし、どうやって表現するのかなぁと思っていました。
というわけで、登場人物のほとんどがバケモノの被り物をしているわけですが、これがなんかあんまり私の好みではありませんでした。

作り物っぽくて(実際そうなんだけど)、あんまり感情移入できなかったかな。
ほぼ初見の俳優さんばかりで、誰が誰だかよくわからなかったんですが、多々良(川島創さん)と百秋坊(安東翼さん)の仕上がりは、アニメからそのまま出てきたかのようでした。スゴク良かったです。
ちょっとした仕草とか話し方とか、そのままでした。
あと、次郎丸(少年:麻上舜ノ介さん)が、めっちゃ可愛かったです。天真爛漫な感じが愛らしい!

テレビなどでよく取材されている、熊徹と猪王山のビーストモードですが、実物は迫力があってよかったです。
あれだけのこだわりなのに、登場する時間が短い・・・。なんかもったいないと思ったのはわたしだけ・・・?
あと、猪王山のビーストモードの顔がかっこよくない・・・。


舞台装置で、バケモノの世界と人間の世界(渋谷)を入れ替えて表現するんですが、バケモノが標準なため、渋谷の街を普通の服で歩いている人間がなんか珍しく感じました。
ハロウィンの仮装も(仮装としては)普通なのに、なんか珍しい。

物語としては、かなり忠実にアニメを追っていると思いますが、かなり端折られたシーンも。
宗師になるためにたくさんの宗師に会いに行く(だったかな)のシーンはがっつり削られています。

他にも一郎彦のイヤガラセ的なシーンも無かったので、蓮に対する負の感情の募り方が物足りなかったかなぁと思いました。
次郎丸との仲もいつの間にかよくなってるって感じでした。
あとお母さんが重要な感じで出てきます。
お父さんとのやり取りはなんだか中途半端なまま終わってしまい、あれっと思いました。
まあ、あんまり重要ではないってことですよね。

クジラはどう表現するのかと思ってたんですが、映像技術と模型?でうまく表現していました。
映像は使うだろうなとは思っていましたが、クジラ模型に2種類も用意するとは。
あと、ラストのシャボン玉を使った演出は秀逸でした。長くシャボン玉が残っていて、すごく幻想的でシーンに合っていて、美しいです。

今までよりも映像演出も増えているし(そうでないと表現できないんでしょうが)、いつの間に!(剣)っていう演出もありましたし。とても現代的な舞台でした。

カーテンコールで、一郎彦(子役:内藤朝さん)がお辞儀した時に、頭の被り物に茶色の三本線があり、成長した一郎彦(菊池俊さん)の被り物には無いんです。
ウリ坊ってことを表しているんですね。かわいい。

全体的に見て、私は1度観たら満足かなぁという舞台でした。
きっと私はストーリーより歌とダンスが好きなんでしょうね。

さて、この後は隣の劇場で「アナと雪の女王」の観劇です。
東京遠征の際は2本観ないとね。

ところで、渋天街の門の扁額の右側が「三千界」なのに対し、右側は「甘栗」ってなんで・・・?

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